2002年三沢基地航空祭(2002.9.08)

 今年は朝から細かい雨が降るあいにくの天候でした。雨は午前中にはやみましたが、低い雲がとれないため、ほとんどの飛行展示が中止となりました。

地上の風景
格納庫展示
フライト・帰投
F-2
ブルーインパルス
米軍機地上展示

地上の風景


朝9時頃の会場。低い雲と細かい雨。


かつて第3飛行隊に所属していた国産の支援戦闘機F-1。現在はF-2が後継機種となっている。


F-2と同じ塗装に塗られた第8飛行隊所属のF-4EJ改。以前は制空戦闘機として小松基地第6航空団第306飛行隊に所属していた。現在は支援戦闘機として使用されているが、いずれはF-2に切り替わる。現在、空自でファントムが活躍しているのは、ここ三沢と那覇、それに百里のRF-4のみとなった。

格納庫展示


F-2の操縦系統作動展示。エアブレーキ・ラダー・エレベーター・フラップなどを動かす。


F-2のコックピット。


F-2のおしり。排気ノズルの左右はエアブレーキ。


航空機装備品。右からAIM-9サイドワインダー(短距離空対空ミサイル)、AAM-3(国産の短距離空対空ミサイル。サイドワインダーの後継機種)、AIM-7スパロー(中距離空対空ミサイル)。その他、国産の空対艦ミサイルやMk82(500lb通常爆弾)、誘導爆弾などが展示されている。

フライト・帰投


 オープニングフライトのために編隊離陸を見せるスーパーファントム。残念ながらフライトは中止となり、のちに着陸。しかし模擬対地射爆撃および基地防空展示では、2機編隊によるハイスピードローパスとダーティーローパスを見せてくれた。そういえばやはり悪天候だった一昨年の千歳基地航空祭でも、三沢から飛来して模擬対地射爆撃を披露してくれた。


やはりオープニングフライトのため編隊離陸するT-4。予定では異機種大編隊飛行をする予定だったらしい。


悪天候の中、軽快な飛行と迅速な航空救難展示を行う救難ヘリコプターUH-60J。


15時すぎ、地上展示していた千歳基地所属のF-15DJが機投する。


エアブレーキとラダーのチェックをしながらタクシーアウトしていく。このあとアフターバーナーを使用した迫力ある通常角離陸をしたが、あっという間に雲の中に消えた。

F-2


三沢基地航空祭の最近の目玉、実践配備されたF-2支援戦闘機。悪天候の中、数回のパスながら展示飛行をしてくれた。


AIM-9Lサイドワインダーミサイルと通常爆弾を装備したF-2。


国産の短距離空対空ミサイルAAM-3とAIM-7スパローを装備したF-2。

ブルーインパルス

 ブルーインパルスはまだ4機体制のまま。しかし単独機に使用する機体が納入されたとの情報もあり、6機による飛行展示が待たれる。
 この日は低い雲があるためフライトは中止、エンジンランナップとスモークチェックのみを披露した。


エンジンランナップ展示のためタクシーアウトするT-4ブルーインパルス1番機(編隊長機)。


滑走路のほぼ中央でスモークチェック。

米軍機地上展示

            

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