12/7(日)、宮崎県の新田原基地において、まさに雲ひとつない晴天のもと、航空祭が行われました。入場者数は、主催者発表で8.5万人。昨年より2万人も多いらしい。

私としては、1995年に、最終年であったT-2ブルーインパルスを名残惜しんで見に行って以来。実に8年ぶりの新田原でありました。

それにしても、南国宮崎の太陽は暑く、滑走路北側にエプロンのある新田原航空祭は、太陽と飛行機を一緒に見ることになるので、まぶしくて辛い…。

≪地上展示≫


航空総隊飛行教導隊所属のF-15DJイーグル。


記念塗装を施したF-4EJ改。

紅白塗装の連絡機T-4。 米軍からは、F/A-18ホーネットや、F-16ファイティングファルコンなどが参加。

≪飛行展示≫

 
F-15J/DJは、午前中を中心にオープニングフライト、編隊飛行、機動飛行とひっきりなしに飛んだ。


記念塗装のF-4も機動飛行に参加。

≪模擬対地射爆撃≫

地上ではVADSが対空射撃に備える。
築城基地から飛来したF-1に続いて、F-4が地上攻撃の進入パターンを披露、会場通過にあわせて、滑走路地区では着弾に見立てた火薬が炸裂。
VADSが対空射撃を実施 (人ごみの奥で白い煙を出しているのがそうです)。

≪空挺降下≫


第2輸送航空隊第402飛行隊(入間)所属のC-1輸送機と、陸上自衛隊第1空挺団(習志野)による空挺降下。隊員11名、降下高度400m、速度は270km/h。

≪ブルーインパルス≫


午後は空挺降下に続いてブルーインパルスが登場。


6番機によるハーフ・キューバンエイト。5番機のロールオン・テイクオフとは別々に実施。なお、午後になって、写真右上に写っている雲がぽつんと会場に現れた。最低高度は4500feet。このため離陸課目終了直後、第2区分による実施が決まった。ちなみに第1区分のバーティカル・キューバンエイトが、∞キューバンに変更されるだけの違い。

チェンジオーバー・ターン 会場後方から進入してワード・トゥ・デルタループ。

サヨナラ・ローパスは、かなりの帰投機が実施した。なお午後3時頃は宮城県警のヘリが基地南方にいたため、ダウンウインドは北側を使用していた(使用滑走路は、午前がRW/28で、ブルーインパルスの展示飛行の着陸以降、RW/10を使用)。

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